研究開発の目的・目標

・受信機及びアンテナの小型化の目標値
受信機基板サイズ・重量・消費電力：12.5cm2/0.5㎏/2W以下
アンテナサイズ：5.9cm×5.9cm×3.3cm以下

・目標とする性能は、下表のとおり。

研究開発の実施内容

・独自に開発した準天頂衛星対応高精度多周波マルチGNSS受信機デジタルベースバンド部をASIC化し、既に市場から高い評価を博し実績のある性能は維持しつつ、ローコストかつ小型軽量化・低消費電力化した準天頂衛星対応高精度多周波マルチGNSS受信機の開発を行う。更にアンテナの小型・軽量化を行う。

・当該受信機とアンテナを小型無人航空機に搭載し、協調式SAAによる衝突回避技術の開発を行い、福島県ロボットテストフィールド等で飛行試験を実施する。

関連する実績

・中堅・中小企業への橋渡し研究開発促進事業(2015～2016年度)
「QZSS対応、次世代高精度多周波マルチGNSS受信機の開発」

・ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト(2017～2019年度)
「正確な位置情報を共有するための準天頂衛星対応受信機の研究開発」