「安全なドローン運航のための相互接続シンポジウム 」の開催~今なぜAPI公開と相互接続なのか~
将来、多数のドローンが飛び交い、物流や郵便、警備、災害調査、点検、測量、農業などのさまざまな分野で活用されることが期待されています。
高密度でドローンが飛び交う世界を想定すると、衝突などの危険を確実に回避するため、ドローンの運航の統合的な管理が必要となります。また、これらの実現のためにはドローンに関する運航情報等がシステム上で適切に相互接続されることが必要となります。
このような背景のもと、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)では、「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」(DRESSプロジェクト)を福島ロボットテストフィールド(福島RTF)と連携して進めています。具体的には、福島RTFにおいてドローンの相互接続が可能な運航管理システムの開発を行うとともに、衝突回避技術の開発およびそれらの成果の国際標準化活動に取り組んでいます。
これらの研究成果の発表を行うとともに、ドローンの運航管理における相互接続の重要性について議論を深めるため、下記のとおりシンポジウムを開催します。
1.日時・会場
日時:2019年7月26日(金) 13時00分~17時30分
場所:福島ロボットテストフィールド 研究棟1F カンファレンスホール
福島県南相馬市原町区萱浜字赤沼83番地(南相馬市復興工業団地内)
2.主催等
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
公益財団法人 福島イノベーション・コースト構想推進機構
3.プログラム
時間 | 内容 |
---|---|
13時00分~13時20分 | ■開会挨拶 NEDO 石塚理事長ほか |
13時20分~13時40分 | ■基調講演〔1〕 日本のドローン産業・技術について 千葉大学名誉教授、一般社団法人ドローンコンソーシアム 会長 野波 健蔵 氏 |
13時40分~14時20分 | ■基調講演〔2〕 Integration of Commercial UAS into Global, Non-Segregated Airspace. Senior Partner, The Padina Group. ISO TC20 SC16/UAS Committee Chairperson. John Walker(ジョン・ウォーカー)氏 |
14時20分~14時30分 | 休憩(10分) |
14時30分~14時37分 | ■共催者講演 福島ロボットテストフィールドの整備状況について 公益財団法人 福島イノベーション・コースト構想推進機構 福島ロボットテストフィールド副所長 細田 慶信 |
14時37分~14時45分 | ■主催者講演 DRESSプロジェクトについて NEDO プロジェクトマネージャー・主査 宮本 和彦 |
14時45分~15時05分 | ■運航管理システムAPIについて〔1〕 運航統合管理システムの研究開発・実証・APIの公開について 日本電気(株) PSネットワーク事業推進本部 マネージャー 西沢 俊広 氏 |
15時05分~15時25分 | ■運航管理システムAPIについて〔2〕 情報提供機能のAPIの公開について (株)ゼンリン 取締役常務執行役員事業統括本部長 藤沢 秀幸 氏 |
15時25分~15時45分 | ■DRESSプロジェクト成果報告 衝突回避技術の開発について (株)SUBARU 航空宇宙カンパニー 技術開発センター 自律システム設計部長 山根 章弘 氏 |
15時45分~16時05分 | 休憩(20分) |
16時05分~17時05分 | ■パネルディスカッション 安全なドローンの運航を実現するために |
17時05分~17時25分 | ■基調講演〔3〕 DRESSプロジェクトに期待すること 東京大学 工学系研究科 精密工学専攻 教授 淺間 一 氏 |
17時25分~17時30分 | ■閉会挨拶 公益財団法人 福島イノベーション・コースト構想推進機構 鈴木理事 |
4.参加申し込み方法
参加は無料です。
事前に、以下の申し込みサイトからお申込みください。
2019年7月8日よりこちらのページにて受付を開始いたします。
5.お問合せ
安全なドローン運航のための相互接続シンポジウム事務局(PwCコンサルティング合同会社)