NEDOと公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構は、7月26日に福島ロボットテストフィール...
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ABOUTプロジェクトについて
ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクトの概要
小口輸送の増加や積載率の低下などエネルギー使用の効率化が求められる物流分野や、効果的かつ効率的な点検を通じた長寿命化による資源のリデュースが喫緊の課題となるインフラ点検分野において、無人航空機やロボットの活用による省エネルギー化の実現が期待されています。
このため、本プロジェクトでは、物流、インフラ点検、災害対応等の分野で活用できる無人航空機及びロボットの開発を促進するとともに、社会実装するためのシステム構築及び飛行試験等を実施します。
ロボット・ドローン機体の性能評価基準等の開発
性能評価基準等の研究開発
各種ロボット(無人航空機、陸上ロボット、水中ロボット等)の性能評価基準を、分野及びロボット毎に策定します。
省エネルギー性能等向上のための研究開発
各種ロボットの連続稼働時間の向上等に資する高効率エネルギーシステム技術開発を実施します。
無人航空機の運航管理システム及び衝突回避技術の開発
無人航空機の運航管理システムの開発
本プロジェクトにおける運航管理システムは、情報提供機能、運航管理機能、運航管理統合機能から構成されるものとし、無人航空機の安全な運航をサポートする各種機能・システムを開発します。
無人航空機の衝突回避技術の開発
無人航空機が地上及び空中の物件等を検知し、即時に当該物件等との衝突を回避し飛行するための技術を開発します。
ロボット・ドローンに関する国際標準化の推進
デジュール・スタンダード
標準化を推進する国際機関や諸外国の団体等の動向を把握し、国際的に連携しながら検討と開発を進め、本プロジェクトの成果を国際標準化に繋げるための活動を実施します。
デファクト・スタンダード
技術開発スピードが速く、デファクトが鍵を握るロボットについては、世界の最新技術動向を日本に集め、日本発のルールで開発競争が加速する手法を推進します。
NEDOプロジェクトを核とした人材育成、産学連携等の総合的展開/
ロボット性能評価手法に係る特別講座
ロボット性能評価手法に係る特別講座
ロボット性能評価手法及び福島ロボットテストフィールド(RTF)が多くの国内外のロボットメーカ及びユーザに利用されることを目的として、ロボット性能評価手法の社会的認知の向上、RTFの各種施設を活用した標準的な試験方法等を含めた具体的な性能評価手法に関する社会受容性の確保、RTFの利用者に対するプロダクトアウト及びマーケットインなどのコンセプト創出や、各ロボット技術を有する事業者からの要望に対応する付加価値創出等に向けた見識、マネジメント、提案力を発揮できる人材の育成を目指します。
プロジェクトのスケジュール(事業期間:2017年~2021年の5年間)
研究開発項目 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | ||
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ロボット・ドローン機体の性能評価基準等の開発 | 性能評価基準等の開発 | |||||||
省エネルギー性能等向上のための研究開発 | ||||||||
エネルギーマネジメントに関する研究開発 | ||||||||
無人航空機の運航管理システム及び衝突回避技術の開発 | 無人航空機の運航管理システムの開発 | 運航管理統合機能の開発 | ||||||
運航管理機能の開発 (物流及び災害対応等) | ||||||||
運航管理機能の開発(離島対応等) | ||||||||
情報提供機能の開発 | ||||||||
運航管理システムの全体設計に関する研究開発 | ||||||||
遠隔からの機体識別に関する研究開発 | ||||||||
運航管理統合機能の機能拡張に関する研究開発 | ||||||||
単独長距離飛行を実現する運航管理機能の開発(離島対応) | ||||||||
地域特性に考慮した情報提供機能に関する研究開発 | ||||||||
地域特性・拡張性を考慮した運航管理システムの実証事業 | ||||||||
無人航空機の衝突回避技術の開発 | 非協調式SAA | |||||||
協調式SAA | ||||||||
衝突回避システムの小型化・低消費電力化 | ||||||||
準天頂衛星システムの小型化・低消費電力化 | ||||||||
ロボット・ドローンに関する国際標準化の推進 | デジュール・スタンダード | |||||||
デファクト・スタンダード(WorldRobot Summit) | ||||||||
NEDOプロジェクトを核とした人材育成、産学連携等の総合的展開/ロボット性能評価手法に係る特別講座 | ロボット性能評価手法に係る特別講座 |
プロジェクトの公募状況
事業・プロジェクト名 | 予告掲載日 | 公募開始日 | 公募締切日 | 結果 |
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「インフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクト(うち、研究開発項目〔4〕ロボット性能評価手法等の研究開発)」に係る公募について | 平成28年3月3日 | 平成28年4月4日 | 平成28年5月19日 | 平成28年6月30日 |
「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」に係る公募について | 平成29年1月19日 | 平成29年2月15日 | 平成29年3月17日 | 平成29年5月16日 |
「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト/(1)性能評価基準等の研究開発/6)目視外及び第三者上空での飛行に向けた無人航空機の性能評価基準」に係る公募について | 平成30年2月13日 | 平成30年3月13日 | 平成30年4月11日 | 平成30年5月30日 |
「NEDOプロジェクトを核とした人材育成、産学連携等の総合的展開/ロボット性能評価手法に係る特別講座」に係る公募について | 平成30年4月16日 | 平成30年5月16日 | 平成30年6月14日 | 平成30年7月26日 |
「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」に係る公募について | 令和2年3月3日 | 令和2年5月7日 | 令和2年6月22日 | 令和2年8月7日 |
プロジェクト計画等の詳細資料
- 基本計画(310KB)
- 実施方針:2020年度版(568KB)
- 実施方針:2019年度版(346KB)
- 実施方針:2018年度版(674KB)
- 実施方針:2017年度版(216KB)
プロジェクトの予算
2017年度 | 33 億円 |
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2018年度 | 32.2億円 |
2019年度 | 36億円 |
2020年度 | 40億円 |
プロジェクトの活動状況
DRESSプロジェクト紹介動画
衝突回避システムの探知性能試験」及び「運航管理システムの実証試験」についてのインタビュー動画
〇「無人航空機に搭載した衝突回避システムの探知性能試験」インタビュー
〇「同一空域で複数事業者のドローンが安全に飛行するための運航管理システムの実証試験」インタビュー